リビングで座る家族

子供との生活工夫

2015年12月22日助言 Standard

子供が歩き始めると、乳児の頃には危険がなかった場所や物にも安全対策をする必要があります。

また、公園で遊ばせたり、買い物に連れて行ったりするようになる為、近隣の人々と、子供を通しての交流も深まります。

 

■ 子供にお手伝いをさせる時は、料理器具や食器、部屋に工夫が必要です

子供は新しいことしたり、大人のすることを真似したりすることが大好きです。

洗濯物をたたむ、花に水をあげるなど、危険のないお手伝いだけなら良いのですが、包丁や火を使うキッチンのお手伝いもしたがります。

子供にお手伝いをさせることは、後で大人がやり直さなければならないことが多く、二重手間になってしまいますし、火傷や怪我の危険もありますが、大人がしっかり気を配っていれば、安全にお手伝いをさせることができ、子どもの情操教育や手先の器用さにも繋げることができます。

安全にお手伝いをさせる為には、子供が使っても安全な調理器具やプラスチック製の割れない食器などを用意しておくことに加えて、お手伝いをさせる部屋や台所にも工夫が必要です。

子供は背が低い分見通しが悪く、背の高いシンクや調理台が並んでいる台所という場所は、谷間にいるような状況です。

それに加えて、子供は突発的に動くことが多いので、冷蔵庫の扉に指を挟まれたり、シンク下の引き出しの取手につまずいたりというようなことがおこりかねません。

その為、台所にある電気器具や食器棚などの配置を見直し、危険がないようにすることや、お手伝いをさせる際には、ダイニングのテーブルで調理をするなどの工夫が必要です。

 

■ 子供が公園デビューすると賃貸住宅に住んでいても近所付き合いが始まります

子供が独り歩きできるようになった頃には、子供を連れて近所の公園に遊びに行き始めることと思いますが、この時には他にも公園で子供を遊ばせているお母さんたちに出会うことがあります。

自然に仲良くなれて、良いママ友に慣れる場合もありますし、すでにコミュニテイが確立されていて仲間に入りにくい場合もあります。

賃貸住宅に夫婦だけで住んでいると、近隣ではあっても古くから住んでいる戸建ての住宅の住人とはあまり親交が深まらないことが多いのですが、子供を公園で遊ばせているうちに、近隣の人との親交を深めることができます。

子育てをしていると、子供が近隣の人に迷惑をかけることもありますし、周囲の目によって犯罪から守られることもありますので、挨拶をしたり、ちょっとした会話をしたりして親交を深めておくと暮らしやすくなります。