
子供の誕生で賃貸模様替え
赤ちゃんを迎える準備のひとつは、赤ちゃんと一緒に暮らせる部屋を用意することです。
新しい家族を迎えることはとてもわくわくすることですが、部屋の模様替えにあたっては、赤ちゃんが居心地よく過ごせる部屋にするということと同時に、子供が経てる騒音などで近隣に迷惑をかけないようにする配慮も必要です。
■ 賃貸住宅で子供の誕生に向けてできる模様替えの範囲と揃える家具
賃貸住宅の場合、子供の誕生に向けて間取りを変えるなどの大掛かりなリフォームはできませんが、家具の配置換えや、壁紙の張り替えなどで、危険を防止し、子供と一緒に暮らしやすい明るい雰囲気の部屋に模様替えをすることで、赤ちゃんにとっては居心地の良い部屋、両親にとっては育児のしやすい部屋にし、家族全員にとって暮らしやすい住居にすることができます。
乳児のうちは寝ている時間が多いので、大人が起きている時間帯に赤ちゃんが眠るスペースを確保します。
陽当たりが良い部屋で、直射日光や照明の灯り、エアコンの風が直接当たらない場所に赤ちゃんがお昼寝できるベビーベッドやバウンサー、ベビー布団などを置けるようにしましょう。
それと同時に赤ちゃん用品を収納する場所も用意する必要があります。
赤ちゃんの着替えやおむつ、ベビーパウダーなど、1日に何回も使う必要がある赤ちゃん用品は、赤ちゃんのお昼寝スペースのある部屋の中に、まとめて収納して置ける場所を作っておくと、赤ちゃんのお世話が効率よくできます。
赤ちゃんのお昼寝スペースを確保した部屋からは、背の高い家具を他の部屋に移動しましょう。
背の高い家具に囲まれた部屋は赤ちゃんに圧迫感を与えるということもありますし、地震の際に、家具が倒れたり、棚の中のものが赤ちゃんに落ちてきたりする危険もあるからです。
その為、赤ちゃんの部屋には、できるだけ背の低い倒れる危険性のない家具を揃えるようにしましょう。
■ 子供が動き始めたら騒音を軽減する防音をし、隣人への配慮が必要です
赤ちゃんはミルクを飲むことと眠ること、そして泣くことが仕事なので、赤ちゃんの泣き声は仕方のない事ですが、近隣の人々にとっては迷惑になってしまうこともあります。
特に夏場は窓を開けているお宅も多いので、赤ちゃんが泣きだしたらエアコンを入れて窓を閉めるなどの配慮が必要です。
また、動き出すようになると、様々な騒音を立てるものですので、フローリングの床であれば、カーペットを敷くなどして、騒音を軽減できるような模様替えをしましょう。