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広い間取りの探し方

2015年12月22日助言 Standard

子供が成長してくると、子どもの数や性別に合わせて子供部屋を増やすことを計画されるご家族が多いことと思います。

賃貸住宅の大きな魅力は、家族の構成の変化によって、より快適に暮らせる住宅に住み替えができることですが、子供部屋を増やすために住み替えをする場合、どのような点に注意が必要でしょうか?

 

■ 子供がいる場合の賃貸しの部屋探しのチェックポイント…子供可の物件であること、建物構造

子供がいる場合の部屋探しのチェックポイントがいくつかあります。

まず子供可であること、そしてマンションやアパートなどの集合住宅である場合には、小さな子供がいる場合には、建物構造にも配慮が必要です。

子どもの足音は下の階に響くものなので、構造的に下の部屋に音が響きやすい物件は近隣トラブルの原因になりやすいので避けた方が無難です。

 

■ 子供がいる場合の賃貸しの部屋探しのチェックポイント…部屋数と家賃、子供の数と部屋数、通学の安全を考慮して駅近を取るか、部屋数を取るかという選択

次に子供部屋の数ですが、年齢にもよりますが、同性の姉妹、兄弟であれば、中学生くらいまでは個室ではなく、子供部屋として一緒に使わせることも可能です。

兄と妹、姉と弟という組み合わせになると、一緒の部屋は嫌がるようになりますし、受験勉強の時期になると、同性でも個室を欲しがります。

ただ、部屋数が増え、広い間取りの住宅になるにつれて家賃は上がっていきます。

家賃に使える金額と希望の間取りとの兼ね合いを考える際に、優先順位を決めておくと、希望の物件を見つけやすくなります。

子供が塾や習い事をするようになったり、電車で通うような学校へ行ったりするようになると、帰宅時間が遅くなる為、帰路の安全を考えると駅の近くに住むことが条件の一つとなります。

反対に、駅から遠い住宅、特に駅からバスを利用するというような立地条件であれば、駅の近くよりかなり家賃が抑えられます。

家族の生活状況や子供の年齢、子どもの数を考え併せ、どちらを優先するべきかを家族で話し合い、優先順位をはっきりさせておくと、数多くの物件の中から希望の条件に見合う物件を探し出すことができます。